以前もHDDが壊れてデータをなくしたことがあり、このサイトいうことでHDDを全面RAID5へ移行するとともに、丸ごと作り替えてしまうことにしました。
基本は代々伝統のAthlonにPCI-EのVGA、オンボードでRAIDを使えるようにnVIDIAのチップセット。冷却システムは既存のZALMANのRasolaterから水枕部分のみを最新パーツに変更……思い切ってモニターも19インチCRTからUWXGAの液晶に変えてしまいましょう。
買ってきたパーツは以下になります
[CPU]Athlon64 x2 5200+
[M/B]GA-M61P-S3
[MEM]UMAX 1GB×4 DDR2-800
[HDD]Deskster T7K500 S-ATA 500GB
[VGA]Radeon GD2600XT 256BM
[DVD]Plextor PX800A/LP
[KB]Cherry USB Keyboard 104Key[青軸]
[COOLER]ZALMAN WaterCoolingSystem
[OS]WindowsXP Professional
[AV]Kaspersky InternetSecurity
[LCD]FlexScan HD2451W
総額……34万円なり
ボーナス直後で懐に余裕があるとはいえ、我ながらなんて無謀な……



基本的には24時間電源は入れっぱなしになるので、なるべく音が小さくなるようにがんばってます。水冷システムのほか、HDDは全部5インチケースに入れて制震・防音・廃熱を図ってます。

組み立て終わって机に並べたところです。データを移行中なので、旧マシンも近くにおいてあります。
さて、パーツが軒並み最新クラスのものになったので、それなりにパフォーマンスが上がっていることかと思います。
旧マシンやx60sと比べてみることにします。
旧マシンは、Shuttleのベアボーンを使ったAthlon64のモデルで、型番は3500+、メモリがPC2700の2GB、VGAはRadeonX800PROの256MBモデルです。
まずはHDベンチ



上から、旧マシン、x60s、新マシンの順です。
CPU、メモリ性能は優秀ですがHDDのアクセス速度が悪すぎます。これはRAID5なので読みが速く書くのが遅いのは当然ですが、体感的にも複数のHDDアクセスが同時発生すると非常に動作が遅くなるので、ちょっと使い物にならないように感じます。
そこで、今度はHDDのうち2発を使ってRAID0で組んでみることにしました。もしこれで性能がよいなら、残った一発をバックアップエリアとして運用するか、もう一発追加してRAID0+1にすればよいでしょう。

さすがにRAID0、読み書き性能が大幅に上昇しています、体感的にも書き込み街がほとんど発生しなくなったので快適です。ディスク内コピーがちょっと遅いですが、まぁよいでしょう。
DOLベンチです。




こちらも上から旧マシン、x60s、新マシンとなります。
旧マシンから劇的にあがったというほどではありませんが、何とか1000は超えたようです。今までも特に不満はなかったので、これがどういう効果を生むのかは不明ですが……