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2010年06月10日

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

長いタイトルですね。
最近はまともな本屋なら大抵は一番目立つところに積んであるコレです


00001696.jpg


話題になっているので気にになってはいるモノの,この表紙に引いてしまっている人も居るかもしれませんが,ラノベ読みの私にはそんな隔意はありません。
むしろ,マネジメントの方が興味ありません……という感じです。


まぁ,先日出張で暇でしょうがなくて読むモノもなかったので本屋で手に取ってみました。

前文2ページだけ読んですぐ山に戻しましたが,そのときにはもう買うは決まってました。面白い本はたいてい最初でわかるのです。

読むこと1時間少々


著者の岩崎氏はコレが最初の著作ということですが,見事です。ビジネス書にしては安く,ラノベとしては高すぎる1600円ですが,買って損した気はしませんね。


まず,読み物としてはそこそこです。
まぁ,凡百のラノベ程度よりかは面白いという程度で,革新的なところはありません。細かいところはともかく,全体の展開は王道です。
買って1週間で3度は読みましたが,10回読もうとか,あのシーンが見たくて読み返す,ということはありません。


次に,文章としてもそこそこです。
特に名文美文はありません。「〜した。」「〜だった。」「〜のだ。」が連発するのはいっそ稚拙かもしれませんが,分そのものは短くまとまっていて読みやすいです。コンセプトなり目的を明確に伝えなければならない,放送作家という経歴がこれに寄与しているのかもしれませんね。


最後に,紹介書なり導入書としては特級です。

主人公を野球部マネージャー(女子高生)としたことで意味を問い直すという形で自然に説明ができます。
『マネジメント』を実践しているだけで成果が上がっていくので『マネジメント』に関する興味がわきます。
作中に出てくるのはマネジメントのエッセンシャル版のさらに断片でしかないので,読み進めるうちに『マネジメント』を読まないと理解できないということがわかります。

さてこんな美点があっても最後まで読んでもらわなければわからないのですが,前に挙げた2つから飽きずに手早く簡単に最後まで読めます。これを読み終わった人でマネジメントを読んでみようと思った人,というのはかなり多いのではないかと思います。


私もエッセンシャル版買っちゃいましたし……



エッセンシャル版は,ドラッカーの日本語版に寄せてという前文を読んだだけで眠くなっちゃいましたけど……

なんか,前文の雰囲気はクラウゼヴィッツの戦争論を彷彿とさせましたね……そりゃ眠くもなりますわ。


世の中には『萌える〜』とか言う解説書も氾濫してるので馬鹿にしていたのですが,入門書としては,1時間程度で読めるラノベ形式や『萌え』を切り口にするというのはいいのかもしれませんね。







posted by 文公主 at 21:04 | 福島 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

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