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2007年08月11日

復旧作業(水冷部分)

水濡れになったパーツが乾くまで、としばらく(念のためケーブルまで全部抜いてから)放っておいたので、そろそろ冷却水も飛んだことでしょう。
復旧作業に入ることにします。

まずは水枕を再調達しないと行けないので、秋葉原のOLIOSPECへパーツの調達へ向かいます。

熱で溶けてしまったことから今度はフル金属製の水枕にしようかと思っていたのですが、店頭で聞いたところZM-WB4PlusもZM-WB5も店頭在庫がないとのこと、通販サイトでは在庫有りになっていたから行ったのに詐欺っぽいです。

しょうがなく、前回と同じZM-WB4GOLDを購入しました。水枕に冷却水がちゃんと来てるか確認できるので、これはこれで便利なんですけどね。溶けないようにとガラスで作ると重いだろうし……

00000144.jpg


さっそく家に帰って、接続をします。
水冷パーツはパーツ自体の欠陥で水漏れ等が発生しないか確認するために、各パーツへ付ける前にまずは仮組をして冷却水を流してみるのが鉄則です。
今回は、他のパーツは交換してないのでCPU用水枕だけだけ確認すれば事足ります。装着時にチューブが捻れたりしないように、装着時の状態を想定しながらチューブと連結、所要時間はわずかに10分そろそろ手慣れたものです。

このとき気をつけなければ行けないのは、チューブの連結ばかりに気を取られて、固定用金具などを装着し忘れることです。チューブを外さなければ装着できないような器具もあるので注意が必要です。
チューブを外すということは、そのたびに漏水のおそれがあるので避けたいところです。

さて、その辺の手順を間違えつつ(だから今回注意すべきと書いた)、何とか組み上がったので、2Lの出血によってほぼスッカラカンになったラジエーターへ蒸留水を追加して、PCの電源を入れないままポンプのスイッチを入れます。
00000145.jpg

流量計が動き出し、チューブ内にたまった気泡が押し流され、冷却水によって充填……されない?

水枕内も充填された様子はありませんし、冷却水を失った代わりにチューブ内に貯まった空気も押し出されません。もしかして、チューブを抜いて経路を閉塞した後もポンプを回しっぱなしだったため、余分負荷がかかってポンプまで壊してしまったのでしょうか?



さてどうしましょう……


まずは状態の確認です。
ポンプの電源を切ったとき入っていると比較して@流量計が反応しなくなるAチューブ内の空気が流れと逆方向に戻ってくる、ことからポンプの能力が失われたということは無さそうです。

○仮説その1
ポンプの圧力が低いため、高い位置(タワー型ケース最上段)まで水を押し上げられないので冷却水が流れなくなっている。

○対応その1
ケースを寝かして最高点を低くする。

○結果その1
変化無し、見当違い。


○検証その2
チューブ内の空気が持つ圧力がポンプの能力と拮抗しているため、冷却水が流れなくなっている。

○対応その2
どうにかして、チューブ内の空気を無くす。

○結果その2
ビンゴ

まぁ、初歩の物理学ですが、逆U字型の配管に空気が貯まっている場合、圧力をかけて空気を圧縮して、経路を確保する以外には水が流れないワケですが、空気さえなければサイフォンの原理ですんなり水が流れるということです。

チューブ内から空気を抜くというのは簡単ですが、水より比重の軽い空気を誘導するには誘導先を高い位置に持っていかないと行けないわけで、PCケースに組み込まれている状態でそれを行うのはなかなか難しいワケです。最後の最後に空気を逃がすには、タンク部分をケースより高い位置まで持ち上げるしかありませんでした。Rasoretorは重いのに。

ここで、水冷システム構築時のアドバイスその2です(その1は金具の話)。
チューブの連結順を決める際は、高温な順に(CPU→GPU→NortBridgeなど)繋ぐように言われていますが、温度の判断が付かないときは下から上へ向かって繋ぐのが良いかもしれません、その方がチューブ内の空気を逃がしやすいです。


これで何とか、水冷システム部分の動作確認は終了です。
何時間か仮運転をして、水漏れがないようであれば水枕をCPUに装着して本体の動作確認に移行できます。
いったい何が壊れたのかは、ここでわかります……ふぅ


posted by 文公主 at 21:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

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