

鉄球姫エミリーの続きの修道女エミリーと薔薇色にチェリースカの2巻の2冊です。
こうやって表紙だけ2つ並べると怪しい本みたいにも思えますね。
両方とも、1巻を『それなり』に評価しつつも真の評価を『今後の展開に期待』として評価を保留した作品だからです。特にエミリーの方は前巻での評価の際に作者のブログにトラックバックまで張って喧嘩を売った形になってますからもう義務と言ってしまっても差し支えないでしょう。
にもかかわらず、発刊してからエミリーは1ヶ月、チェリースカは2ヶ月近く経ちますが、まだ何も書けてません。
だって、何も書くようなこと無いんですもの!
両方とも面白く読めましたよ!
ケチを付けたくなるようなアラもありません!!
……でも、2回目を読みたいとは思えない。
誰かに読んで貰って、感想を交換したいとも思えない。
何が悪いのかはわかりませんけど、もの足りません。
一回読んで「まぁ、そこそこ面白かったね」と言う評価を得られても、それで終わらせられそうなぐらい、読んだあとの印象が希薄です。
私の評価する「面白い作品」というのは「一回読んだときのおもしろさ」よりも「また読みたくさせる」というのが大きな基準となっていますので、そういう意味ではあまり評価は高くなくなってしまいます。
今作がデビュー作の八薙氏は比較対象はありませんが、海原氏は銀盤では読み返したくなるシーンが山積みだったのでちょいとがっかりです。
とりあえずは両作品とも「また保留」です。
最近のっぴきならない事情にて覚えた証券市場適評元を使うと、『管理ポスト』扱いですね。次も思わしくないようでしたら『整理ポスト行き』になっちゃうので頑張ってくださいね。
読み込まれる本は……