地震から今日で2ヶ月です。
相馬市在住とは言え,福島原発の事さえ無視すれば特に不自由のない生活を送っているので,外から見れば,私ののんきな発言ももっと深刻な被害を受けたみなさんと区別が付かないだろう事を思うと心苦しいです。
つい先日,2回ほど仙台までバスで出かけてきました。
常磐線は線路まで流されて復旧していないので相馬から亘理の間にJRが代行バスを出しているのです。
代行バスが通っている国道6号付近まで津波の被害が出ていますので。
バスで仙台まで行くことで,一部ながら周辺の復旧具合が確認できました。
写真は撮ってきませんでしたが,以前は干潟同様だった↓の写真の地点などは

一応は水が引いて土というか泥に覆われた地面の状態にはなっていました。
そこかしこに様々な瓦礫が散乱していたのも,自衛隊のみなさんの必死の努力のおかげかずいぶんと片付けられていました。
それでも,所々に取り切れなかったのか,少なからぬ瓦礫が残っています。
とはいえ,瓦礫の片付けが行われた広大な面積を思うとホントに頭が下がります。
いつでも誰かが街で働いているので,ちゃんと体も心も休ませられているかが心配です。
片付けられた荒れ地を見ながらしばらく進むと,周囲から集められたであろう瓦礫を集積している地点に出ます。
ここを境に様子が変わります。
まだ片付いていません。
南から北へ向かって作業を進めているのか,ここから先はまだまだまだまだ大量の瓦礫が残ったままになっていました。
2ヶ月近く経っての現状と,残った距離を思うと,瓦礫の撤去だけでもまだ数ヶ月はかかりそうです。
瓦礫の撤去だけでもざっと半年,それから土の塩分除去や産業の復興を考えると,いつまでかかるかわからないと感じました。
「頑張ろう」を合い言葉に皆頑張っていますが,がんばり続けるのにも限界が来てしまうのではないでしょうか?
posted by 文公主 at 20:10
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日記